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環境に配慮したイベント

より持続可能な会議を実現するための3つの考慮事項

環境目標を達成するために、持続可能性実現のための柱を正しく理解しましょう。

 

サステナブルな会議は、もはや「あれば好ましい」程度のものではなく、ミーティングプランナーの行動の指針となっています。アメリカン・エキスプレスの「2023年グローバルミーティング&イベントフォーキャスト」によると、プランナーの80%がイベントを計画する際に持続可能性への取り組みを考慮すると回答しました

しかし、これらの取り組みの方法とその潜在的なインパクトは会議によって大きく異なります。ある会議で意味のある持続可能性への取り組みが、別の会議では適用できない場合もあります。会議の環境フットプリント削減に取り組む際は、以下の行動と原則を念頭に置いてください。

ベンダーを検討する

サプライヤーなしではイベントは思い通りに進まず、同様にベンダーが協力しない限り環境目標も思い通りには実現しません。しかし、足並みを揃える前に、何が重要な問題なのかを全員が理解していることを確認する必要があります。

「プランナーとサプライヤーの期待にはギャップがあります」と、会議やイベントの社会的および環境的な持続可能性の戦略に特化したコンサルティング会社であるMeeting Changeの社長、マリエラ・マキルレイース氏は2023年にMarriott Bonvoy Eventsに語っています。

良好なコミュニケーションは、このような期待を全員が明確に理解していることを確認する上で役立ちます。「このようなギャップの多くは、当事者間の対話と関与を通じて改善することができます。互いのニーズを満たし、持続可能性のアジェンダを前進させる方法を特定することが重要です」と、マリオット・インターナショナルの持続可能性およびサプライヤー多様性担当グローバルバイスプレジデント、デニス・ナギーブは述べています。

マキルレース氏は、ベンダーに持続可能性情報を求め、持続可能性への情熱を示すサプライヤーのチームメンバーを特定し、目標達成のためにどのような協力ができるかについての彼らのアイデアを受け入れることを推奨しています。

ナギーブの次の思いもマキルレース氏の思いと重なります。「私たちはまったく同じ立場にいるわけではないかもしれませんが、私たちの総意が、正しい持続可能な方向に向かっていることを忘れないようにしたいものです」

持続可能性に取り組む会場は、マリオット・インターナショナルの「責任ある調達ガイド」のように、ベンダーの持続可能性への取り組みを評価する際のサポートを提供できるようになっています。


開催地を検討する

持続可能性への最も明確な道筋の1つは、地域に根ざした取り組みを維持することです。食品、装飾品、エンターテインメント、さらには名札や一般的な備品などのプログラムに関連するものまで、地元で調達すれば、すべてを遠方から輸送する場合よりも二酸化炭素排出量を削減できる可能性が高くなります。

2023年3月に開催されたマリオットの「THE EXCHANGE、トラベル パートナー コンファレンス」は、地元のリソースがイベントを導く好例です。会議はオアフ島で開催されましたが、本土から輸送された品物は1つもありませんでした。「私たちは名札もすべて手持ちで運びました」と、マリオット・インターナショナルのB2Bプログラムおよびイベント担当シニアディレクター、マイケル・クラークは述べています。

地元の農場とのケータリングパートナーシップ、地元のデザイナーを雇ってギフトを制作する、地元の組織に堆肥を寄付するなど、地元の活動やリソースを検討してみましょう。これにより、より持続可能な会議を実現するだけでなく、地方色のあるイベントを開催するのにも役立つため、出席者にとってより印象に残るものになります。

会場を検討する

会場は持続可能性の目標を実現するためのリソースを有している必要があります。これは、ひいてはお客様の目標をサポートすることになります。

会場について調査する際は、具体的なコミットメントとそれを裏付ける行動計画があるかを確認します。給水ステーションやリサイクルボックスなどの目立つ取り組みは役に立つものですが、持続可能性に対する企業全体での取り組みを示す舞台裏の行動や、基準を超えて取り組む意欲を示す行動にも目を配ります。

例えば、マリオット・インターナショナルの「Serve 360」プログラムは、2025年までにすべてのホテルがサステナビリティ認証を取得し、上位10の優先カテゴリーの95%を責任を持って調達し、食品廃棄物を半分に削減することを目指しています。

真に持続可能な会議は、パートナー、開催地、会場だけにとどまりません。スタッフ、指標、出席者、プログラムなども含めて考える必要があります。しかし、イベントのこれら3つの柱に取り組むことで、持続可能な会議と持続可能な世界の実現に向けた基盤を築くことができるでしょう。

持続可能性への取り組み

当社と一緒に、ポジティブで持続可能なインパクトを与えませんか。当社では、ベストプラクティスに従っていることを確認するため、イベント体験全体に、持続可能性に配慮した取り組みを組み込んでいます。