ルンピニ公園
アテネホテル,バンコク

サステナブルな滞在をバンコクで

バンコクの環境に優しい当ホテルは、環境、社会、経済における責任を受け入れ、環境保護の実践と持続可能性の理念をコアビジネス戦略に組み入れることに力を注いでいます。当ホテルがISO 20121の規格を満たすために率先して実施してきた各種の取り組みや、環境保護の実践におけるホテル全体の水準を上げるために継続している活動をご覧ください。

ISO 20121認証を世界で最初に取得したホテル

ISO 20121は、イベント運営会社などのイベント関連の活動、商品やサービスの持続可能性向上をサポートするために導入された、イベントの持続可能性に関するマネジメントシステムの規格です。バンコクの当サステナブルホテルでは、お客様のサステナブルな会議開催をサポートするため、様々な取り組みを行っています。テーブルクロスや椅子カバーを使用しない設営、適切な室温管理、食料の寄付、地元産のオーガニックコーヒーや紅茶のご提供、鉢植えの植物、個包装を廃した調味料、環境に配慮したボトル入り飲料水などがその例です。 2024年におけるSustainable Meetingパッケージの実績は498件でした。​2025年は、前年比10%増となる550件を目指しています。​ また、2025年7月までに強化された基準に準拠し、「ISO 20121:2024」認証取得することをお約束いたします。​

Pimarn Siam Hall – スクール形式セッティング

当ホテルの取り組み

当ホテルでは、ISO 20121の規格を満たすためにさまざまな取り組みを行ってきました。

ゲルトルームの改装

バンコクの環境に優しい当ホテルの客室は、できるだけ廃棄物を出さないよう設計されており、多くの家具を含め、古いデザインの特に優れた要素を、さりげなくもシックな新しいデザインの中に活かすことで、その理念を体現しています。さらに、デザインや工芸品は全てタイ製です。豆知識: 客室の壁に飾られているアートワークにお気づきですか?このアートワークは、以前客室で使用していたベッドのヘッドボードを再利用して制作されています。不要になったからといって廃棄するのではなく、新たな価値を与え再生させているのです。

ロイヤルゲストルーム-リビングエリア

有機米

当ホテルは、館内のレストラン、宴会、スタッフ食堂で有機栽培米のみを提供するという方針を打ち出しています。当ホテルのコミュニティへの取り組みと持続可能な運営の新たな章の幕開けとして、使用する米は、ACT‐IFOAMの厳格な有機農業基準を満たしていることを証明する、タイの有機農業認定取得のアムナートチャルーン県のNonkortungコミュニティビジネス団体から仕入れております。豆知識: アテネホテルでは、毎月約3トンの有機米を購入しています。 

バックトゥグリーン

有機農産物

持続可能なフードシステムには、生産者、購買者、消費者の共同参画が求められます。アテネホテルは、生産者から直接仕入れた有機農産物をホテル内レストランで提供することで、消費者にサステナブルな考え方を推奨し、地域の生産者コミュニティに確実に収入をもたらす支援をしています。オーガニックツーリズムはこのような形で環境に役立ち、生産者に利益をもたらし、そして彼らが果たす役割に感謝しながら新鮮で健康的な料理を享受するお客様にも利益をもたらします。 2025年の目標: 有機栽培の果物の購入を総消費量の40%に、有機栽培の野菜の購入を10%に引き上げます。 豆知識: 当ホテル内のレストランの一つ「House of Smooth Curry」では、なんと、食材の85%に有機栽培の農産物を使用しています!当ホテルのシェフが旬の果物や野菜を使ってヘルシーなメニューをお作りしています。

「House of Smooth Curry」-チリ、ベジタブル、ポーク

食品廃棄物の削減

食品廃棄物とは、消費されずに廃棄や処分される食品のことです。食品廃棄やフードロスの原因は多岐にわたり、生産、加工、小売り、消費の各段階で発生します。世界中で発生するフードロスや食品廃棄の量は、全食品生産量の3分の1から2分の1に相当します。フードロスや食品廃棄は、食品サプライチェーンのあらゆる段階で発生します。低所得国では、ほとんどのフードロスは生産過程で発生しますが、その一方、先進国では多くが消費段階で発生しており、その量は一人当たり年間約100キログラムにものぼります。 レストラン「Rain Tree Café」は2020年、食品廃棄物削減に関する国際認証「The PLEDGE on Food Waste」において、世界で初めてオールスター認証を取得しました。そして、2025年には、再び100%の評価でのオールスター認証取得を目指してまいります。 豆知識: バンコクの当サステナブルホテルでは、「フードレスキュー」というプログラムを実施しています。これは、野菜の皮や果物の芯、骨などを再利用して出汁を取るなど、厨房から出る廃棄物を再利用する取り組みです。

The Rain Tree Cafe – シークレットガーデン

LED照明の使用

バンコクの当サステナブルホテルは、地球の資源を守ることに力を注いでおり、持続可能性と環境保全プログラムに積極的に取り組んでいます。最近の取り組みの一つとして、ホテル内の全ての照明をLEDに変更いたしました。 2025年中に、ホテル内の照明を100%LED化することを目指しています。 豆知識: 当ホテルのシャンデリアのデザインは、タイの伝統的なジャスミンの花輪の形をモチーフにしていることをご存じでしたか?このシャンデリアは見た目が美しいだけでなく、省エネ効果もあります。LED照明を使用することで、83.95%ものエネルギー削減を実現しました!

ロビー

水のリサイクルプロジェクト

バンコクのサステナブルホテルとして、当ホテルでは、特製のエジプト綿の寝具類をしつらえた最高に快適なベッドで、お客様に心からおくつろぎいただける極上の眠りをご提供いたします。当ホテルに必要なことは、 お客様の寝具類が常に完璧な状態であることを保証すると同時に、たとえわずかな欠点が見つかった場合でも、その高級寝具類をハンドタオルやコースターに作り変え、廃棄物を一切出さないよう徹底することです。 この取り組みは、ペーパーナプキンの使用量削減にも繋がっています。 リサイクルされた上質なリネンを使用することで、天然資源から作られる紙製品の消費を減らすことができます。 2025年の目標は、さらに20枚のベッドシーツを再利用し、ホテル内のすべての共用トイレに設置するハンドタオルとして活用することです。 豆知識: 1枚のシーツで最大70枚のハンドタオルを作ることができます。

客室-西向きのガーデンビュー

ストローの使用中止

2012年には、275,000本のストローからプラスチック製ストローを完全に廃止して、紙ストローに切り替えました。プラスチック製ストローの廃止は、お客様にご滞在中にプラスチック削減にご協力いただける最も簡単な方法の1つでした。2018年から2021年にかけて、ご要望に応じてのみ紙ストローをご提供して、紙ストローの使用をさらに74%削減することができました。毎日多くのお客様をお迎えする当ホテルは、これは使い捨てプラスチックへの依存を減らすための強力な一歩であると信じています。 2025年の目標は、今年中に紙ストローの使用をさらに10% (12,000本) 削減することです。

Chrystal Hall – 円卓プレゼンテーション形式

勉強

バンコクを代表するサステナビリティホテルであるアテネホテルは、教育とコミュニティへの関与を通じて、前向きな変化を促すことに力を注いでいます。当ホテルは、この持続可能な取り組みを、アソシエート、お客様、そして地域コミュニティと積極的に共有し、環境と社会に対する意識と責任を育んでいます。 これらの取り組みには、知識を交換し、責任ある観光を促進するための教育イベントや業界セミナーの開催、大学とのコラボレーションなどが含まれます。新型コロナウイルス感染症のパンデミックの期間中、当ホテルのスキル最適化プログラムは、114名のアソシエートに10,000時間以上のクロストレーニングを実施し、個人の成長とプロフェッショナルとしてのレジリエンスの両方を強化しました。 当ホテルはこれまでに、フォーラムや講演会を通じて1万人以上の方々にこの活動を伝え、タイ国内外における持続可能性と社会的ウェルビーイングを推進するという使命を果たし続けています。

外観

当ホテルの持続可能な開発目標

持続可能な開発目標 (SDGs)は、全ての人々にとってより豊かでより持続可能な未来を実現するための基本的な枠組みであり、私たちが直面する課題を解決するものです。バンコクにおけるホテルの持続可能性のための各目標達成に向けた取り組みについて、詳細をご覧ください。

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注意事項&推奨事項ガイド